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精神疾患や身体疾患に対してせっかく薬を処方されても、副作用が出たという理由で、増量を断念したり、飲むのをやめた方がたくさんおられるのではないでしょうか? 効くか効かないかはっきりしない中途半端な量をだらだら飲むとかえって中途半端な体の状態がくせになってしまって、薬に対する抵抗ばかりが身に付き、長引きやすいものです。 しっかり効く量を飲んで治すというのが原則です。 そのためには、多少の副作用は、副作用を抑える薬を併用しながら治療する必要があります。 漢方薬の中にも、副作用を抑えるのに有効なものがいくつか報告されています。 抗うつ薬はうつ病だけでなくパニック障害や慢性の疼痛など様々な疾患に使われますが、 抗うつ薬による口や喉の渇きに対しては、生体に潤いを与える漢方薬を使います。 この薬は、もともと熱性疾患でたくさん汗が出て体が脱水になったときの口渇使われる薬ですが、抗うつ薬により唾液分泌が悪くなったことによる口渇にも有効だということが分かっています。 現在メジャーな薬になっているSSRIによる胃腸症状に対しては、胃腸のむくみを取りながら機能を調節する漢方薬を用います。 この薬は同時に体がだるい人に元気をつける作用もありますので、一石二鳥といえます。 薬を飲むとだるくなるという人に対して、貧血気味で体力のない高齢者などに使う体にやさしい漢方薬を使うと改善します。 最後に、薬のせいで便秘になっている人には、便秘を精神症状と一緒に取る漢方薬を使うと一石二鳥です。 この薬が使えない場合は、便秘だけ取る漢方薬もあります。 薬が必要なのに治療が滞っている方には是非試していただきたいと考えます。 ※SSRIとは、選択的セロトニン再吸収阻害物質で、神経の癒しホルモン分泌を回復する薬の事。
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